『新・人間革命』に学ぶ 番外編②-1
「新・人間革命」につづられた名言をテーマごとに紹介
「新・人間革命」につづられた名言をテーマごとに紹介
テーマ「座談会」
組織の中心者や担当幹部が、全員が座談会に参加できるように激励、指導に歩くことから座談会は始まるのである。個人指導に行けば、皆の要望や意見も聞ける。それぞれの特技や趣味もわかる。また、悩みや功徳の体験を聞くこともできる。それらを、企画などに反映させ、皆が主役となれるように工夫していくなかに、座談会の充実もあるのだ。
さらに、座談会のあとの励ましが大事である。出席の労をねぎらい、発言を讃え、感想を聞き、>次回の参加を呼びかけていくのである。また、伸一は、座談会の成功は団結にあることを確認し、中心幹部だけでなく、全員が主体者として立つことを訴えた。
さらに、座談会のあとの励ましが大事である。出席の労をねぎらい、発言を讃え、感想を聞き、>次回の参加を呼びかけていくのである。また、伸一は、座談会の成功は団結にあることを確認し、中心幹部だけでなく、全員が主体者として立つことを訴えた。
座談会では、皆が中心者の自覚で、信心の喜びや仏法のすばらしさを叫び抜くのだ。
(第18巻「飛躍の章」p298~299)
テーマ「御書根本」
「『広布第二章』とは、生命の尊厳や慈悲など、仏法の哲理を根底とした社会建設の時代です。
言い換えれば、創価学会に脈打つ仏法の叡智を社会に開き、人類の共有財産としていく時代の到来ともいえます。
そのためには、原点に立ち返って、社会を建設し、文化を創造していく源泉である、仏法という理念を、徹底して掘り下げ、再構築していかなくてはならない。(中略)新しき発展のためには、教学の研鑽に励み、仏法の理念を極めていくことが不可欠になる。その大生命哲学運動の起点が本年であります。
教学という理念がない実線は、社会の人びとを納得、共感させる説得力をもちえず、自己満足に終わってしまう。また、実践のともなわない教学は、観念の遊戯であり、現実社会を変革する力とはなりません」
(第17巻「本陣の章」p10)
テーマ「目標」
「広宣流布を進めるうえで大事なのは、常に目標をもつということです。目標がなければ、空虚になり、活動も空転してしまう。しかし、目標があれば、未来への希望が湧いてくるし、力もでる。また、みんなが、定めた目標を必ず達成しようと思うならば、おのずから、団結も生まれてくる。
ところが、中心者に、“挑戦の心”と“強い生命力”がないと、たやすく達成できる目標を掲げたり、いい加減に目標を決めて、それを、みんなに押しつけたりするようになる。それでは、みんなが本気になって力を出すことはできない。だから中心者には、”挑戦の心”が、“強い生命力”がなくてはならない。
さらに、自分一人になっても、この目標は達成してみせるという、偉大なる責任感がなければならない。リーダーの、その心意気に、気迫に打たれて、みんなも頑張ろうという気になるんです。」
(第9巻「光彩の章」p256~257)
太字は 聖教新聞 小説『新・人間革命』番外編②より 抜粋