『新・人間革命』第2巻 勇舞の章 p247~
11月16日 山本伸一は、幹部200名とともに 総本山65世法主日淳の
一周忌法要に 参列するため 総本山に向かった。
死期を悟った 日淳は 16日午前零時過ぎから 相承の儀を執り行った。
この日の午後 伸一は 日淳から細井総監に 相承したことを告げられる。
日淳は 戸田城聖との思いを語る。
「戸田先生には、また創価学会には 大恩があるのです。・・・
登山会もそうでした。そのおかげで、総本山は 観光地化せずにすんだのです」
戦後、宗門は 農地改革によって土地の多くを失い、財政難に陥っていた。
その窮地を脱するために、総本山大石寺を観光地にしようという話が持ち上がったのである。
この計画を聞き「総本山を絶対に観光地にしてはならない」と、
断固、反対したのが戸田城聖だった。
彼は、日興上人の「謗法の供養を請く可からざる事」との御遺誡のうえから、
なんとしても、これに同意するわけにはいかなかった。
大御本尊は、どこまでも信仰の根本として尊敬すべき対象でなければならない。
それを、仮にも、信仰の寸心さえない物見遊山の観光客に、
金のために拝観させるようなことにでもなれば、
日蓮大聖人の御精神を踏みにじることになってしまう。
戸田は、信心を失った姿に、怒りをもって叫び外護に立ち上がった。
これを契機に1952年10月から開始されたのが、
後に創価学会の伝統行事となった「登山会」であった。
日淳は、その経緯のすべてを知っていた。
「戸田先生のおかげで、創価学会のおかげで、大法は清浄に、今日までまいりました。
本宗は、戸田先生、創価学会の大恩を永久に忘れてはなりません。
こう、細井(日達)に言っておきました」
日淳は、創価学会を最も深く理解し、敬愛し抜いた。
日淳の 透徹した信仰の眼には学会は、霊山の儀のままに、久遠の誓いのままに、
末法の衆生の救済のために出現した、地涌の菩薩の集いであると映じていたのである。
日淳は 創価学会の基盤とは「師弟の道」にあることを明快に語っている。
1958年11月 学会の総会に出席した日淳は 再び「師弟の道」を主題に講演している。
日淳自筆の原稿から 抜粋すると
「大本尊より 師弟の道は生じ、その法水は流れて学会の上に伝わりつつあると
信ずるのであります。それでありますから、そこに種々なる利益功徳を生ずるのであります」
日淳が、学会の「師弟の道」は、
「大本尊」から生じていると明言していることは重大である。
太字は 『新・人間革命』第2巻より抜粋
11月16日 山本伸一は、幹部200名とともに 総本山65世法主日淳の
一周忌法要に 参列するため 総本山に向かった。
死期を悟った 日淳は 16日午前零時過ぎから 相承の儀を執り行った。
この日の午後 伸一は 日淳から細井総監に 相承したことを告げられる。
日淳は 戸田城聖との思いを語る。
「戸田先生には、また創価学会には 大恩があるのです。・・・
登山会もそうでした。そのおかげで、総本山は 観光地化せずにすんだのです」
戦後、宗門は 農地改革によって土地の多くを失い、財政難に陥っていた。
その窮地を脱するために、総本山大石寺を観光地にしようという話が持ち上がったのである。
この計画を聞き「総本山を絶対に観光地にしてはならない」と、
断固、反対したのが戸田城聖だった。
彼は、日興上人の「謗法の供養を請く可からざる事」との御遺誡のうえから、
なんとしても、これに同意するわけにはいかなかった。
大御本尊は、どこまでも信仰の根本として尊敬すべき対象でなければならない。
それを、仮にも、信仰の寸心さえない物見遊山の観光客に、
金のために拝観させるようなことにでもなれば、
日蓮大聖人の御精神を踏みにじることになってしまう。
戸田は、信心を失った姿に、怒りをもって叫び外護に立ち上がった。
これを契機に1952年10月から開始されたのが、
後に創価学会の伝統行事となった「登山会」であった。
日淳は、その経緯のすべてを知っていた。
「戸田先生のおかげで、創価学会のおかげで、大法は清浄に、今日までまいりました。
本宗は、戸田先生、創価学会の大恩を永久に忘れてはなりません。
こう、細井(日達)に言っておきました」
日淳は、創価学会を最も深く理解し、敬愛し抜いた。
日淳の 透徹した信仰の眼には学会は、霊山の儀のままに、久遠の誓いのままに、
末法の衆生の救済のために出現した、地涌の菩薩の集いであると映じていたのである。
日淳は 創価学会の基盤とは「師弟の道」にあることを明快に語っている。
1958年11月 学会の総会に出席した日淳は 再び「師弟の道」を主題に講演している。
日淳自筆の原稿から 抜粋すると
「大本尊より 師弟の道は生じ、その法水は流れて学会の上に伝わりつつあると
信ずるのであります。それでありますから、そこに種々なる利益功徳を生ずるのであります」
日淳が、学会の「師弟の道」は、
「大本尊」から生じていると明言していることは重大である。
太字は 『新・人間革命』第2巻より抜粋