『新・人間革命』に学ぶ 番外編③-1
「新・人間革命」につづられた名言をテーマごとに紹介
テーマ「自発能動」
「何事も受け身で、人に言われて動いていれば、つまらないし、勢いも出ない。その精神は奴隷のようなものだ。しかし、自ら勇んで挑戦していくならば、王者の活動だ。生命は燃え上がり、歓喜もみなぎる。同じ動きをしているように見えても、能動か、受働かによって、心の燃焼度、充実度は、全く異なる。それは、当然、結果となって表れてくる。どうせ活動するなら、君も、常に自分らしく、勇んで行動する主体者になることだよ」(中略)
「何があっても逃げずに、すべてをやり切っていくんだ。それによって自分を磨き、力をつけ、福運をつけ、大成長していくことができる。だから、広宣流布のために、うんと苦労をしようよ。うんと悩もうよ。うんと汗を流そうよ。自分の苦労なんて、誰もわからなくてもいいじゃないか。御本尊様は、すべてご存じだもの」
(第12巻「愛郷の章」p135~136)
テーマ「一人立つ」
真の繁栄と平和を勝ち取ることができるかどうかは、最終的には、そこに住む人の、一念にこそかかっている。人間が、絶望やあきらめの心をいだき、無気力になったり、現実逃避に走れば、社会は退廃する。楽土の建設は、主体である人間自身の建設にこそかかっているのだ。
楽土を築こうとするならば、他の力を頼むのではなく、平和のため、人びとの幸福のために、自分が一人立つことだ。
何があっても、絶対に屈することのない、強き信念と希望の哲学をもつことだ。複雑な現実の迷路を切り開く、聡明な知恵を働かせることだ。そして、その源泉こそが、日蓮大聖人の仏法なのである。御聖訓には、「心の一法より国土世間も出来する事なり」と仰せである。
ゆえに伸一は、会員一人ひとりの胸中深く、確固不動なる信心の杭を打ち込もうと、心に誓っていた。
(第13巻「楽土の章」p302~303)
テーマ「仏法は勝負」
「御書には『仏法と申すは勝負をさきとし』と仰せです。それは、広宣流布とは、第六天の魔王という生命破壊の魔性との戦いであり、さらには人間が生きるということ自体が、人生のそのものが戦いであるからです。
人間の幸福といっても、自分の臆病や怠惰などの弱さと戦い、勝つことから始まります。人間革命とは、自己自身に勝利していくことであり、そのための、いわば道場が、学会活動の場であるともいえます。
私は、その時々の折伏の成果など、問題にしておりません。大事なことは、皆さんが強情な信心に励み、大功徳を受け、生活も豊かになり、幸福に満ち満ちた悠々たる大境涯になっていくことです。そのための布教であり、学会の活動であることを、銘記していただきたいのであります」
(第8巻「布陣の章」p48~49)
「新・人間革命」につづられた名言をテーマごとに紹介
テーマ「自発能動」
「何事も受け身で、人に言われて動いていれば、つまらないし、勢いも出ない。その精神は奴隷のようなものだ。しかし、自ら勇んで挑戦していくならば、王者の活動だ。生命は燃え上がり、歓喜もみなぎる。同じ動きをしているように見えても、能動か、受働かによって、心の燃焼度、充実度は、全く異なる。それは、当然、結果となって表れてくる。どうせ活動するなら、君も、常に自分らしく、勇んで行動する主体者になることだよ」(中略)
「何があっても逃げずに、すべてをやり切っていくんだ。それによって自分を磨き、力をつけ、福運をつけ、大成長していくことができる。だから、広宣流布のために、うんと苦労をしようよ。うんと悩もうよ。うんと汗を流そうよ。自分の苦労なんて、誰もわからなくてもいいじゃないか。御本尊様は、すべてご存じだもの」
(第12巻「愛郷の章」p135~136)
テーマ「一人立つ」
真の繁栄と平和を勝ち取ることができるかどうかは、最終的には、そこに住む人の、一念にこそかかっている。人間が、絶望やあきらめの心をいだき、無気力になったり、現実逃避に走れば、社会は退廃する。楽土の建設は、主体である人間自身の建設にこそかかっているのだ。
楽土を築こうとするならば、他の力を頼むのではなく、平和のため、人びとの幸福のために、自分が一人立つことだ。
何があっても、絶対に屈することのない、強き信念と希望の哲学をもつことだ。複雑な現実の迷路を切り開く、聡明な知恵を働かせることだ。そして、その源泉こそが、日蓮大聖人の仏法なのである。御聖訓には、「心の一法より国土世間も出来する事なり」と仰せである。
ゆえに伸一は、会員一人ひとりの胸中深く、確固不動なる信心の杭を打ち込もうと、心に誓っていた。
(第13巻「楽土の章」p302~303)
テーマ「仏法は勝負」
「御書には『仏法と申すは勝負をさきとし』と仰せです。それは、広宣流布とは、第六天の魔王という生命破壊の魔性との戦いであり、さらには人間が生きるということ自体が、人生のそのものが戦いであるからです。
人間の幸福といっても、自分の臆病や怠惰などの弱さと戦い、勝つことから始まります。人間革命とは、自己自身に勝利していくことであり、そのための、いわば道場が、学会活動の場であるともいえます。
私は、その時々の折伏の成果など、問題にしておりません。大事なことは、皆さんが強情な信心に励み、大功徳を受け、生活も豊かになり、幸福に満ち満ちた悠々たる大境涯になっていくことです。そのための布教であり、学会の活動であることを、銘記していただきたいのであります」
(第8巻「布陣の章」p48~49)
太字は 聖教新聞 小説『新・人間革命』番外編③より 抜粋