『新・人間革命』第5巻 開道の章 P48~
ルーブル美術館を出た一行は、サクレ・クール寺院の建築を視察するため、モンマルトルへ向かう。
モンマルトルのテアトル広場では、未来のゴッホかもしれない、画家に似顔絵を描いてもらう。
医師の川崎博士に、中心者として、フランスから本当の人権の勝利の波を全ヨーロッパに広げてもらいたいと話す。
そこから、郊外にあるベルサイユ宮殿を視察。広大な庭園を眺めながら、建設計画が進められている、総本山の大客殿をはじめ、次に着手することになる正本堂に 思いを馳せた。
ベルサイユ宮殿は、民衆の犠牲のうえに出来上がったものだが、学会が推進しようとしている、これらの建物は、民衆の真心と歓喜によって築かれるものである。
しかも、それは、王や貴族のものではなく、一部の僧侶のためのものでもない。
仏法のためであり、世界の民衆が参詣するための建物である。
その建物の完成は、人間の精神の勝利と民衆の栄光の時代の幕開けを告げる象徴となるに違いない。
伸一は、新しき人類の歴史を開く、創価学会の偉大な使命に、胸を躍らせるのであった。
翌13日、一行はイギリスのロンドンに向かう。
空港には、香港で会った婦人が夫ともに出迎えてくれた。
未入会の夫を大切にするように話し、激励する。
「言葉も通じない、見知らぬ土地で、一人で信心しなかればならず、さぞ心細かったことでしょう」
「人間は自分の使命がわからず、何をすべきかを自覚できなければ、寂しくもなれば、孤独にもなるものです。」
「あなたは、このイギリスの広宣流布の開拓という使命をもって、ここに来ているんです、仏法の眼から見れば、決して偶然ということはありません。」
「あなたは仏弟子として、大聖人から派遣されて、このイギリスにやって来たのです。その久遠の使命を自覚し、果たそうとしていくことから、大歓喜が生まれ、新たな人生の道が開かれていきます。」
人間の精神を支えるのものは使命である。
自分は何のために生きるのかー仏法は、その使命という、人生の最高の意義を教える。
ゆえに仏法は、生き抜く力、勇気の明かりとなり、自己の世界を希望の光で包むのだ。
ヨーロッパ組織の構築に 慎重に決定する伸一。
ヨーロッパ全体の責任者を 医学博士の川崎に 打診した。
2年前に初めて伸一と会って以来、寸暇を見つけて語りかけ、あらゆる機会を通して、仏法のリーダーとしての在り方を教えてくれた意味を、今になってよく理解することができた川崎。
川崎は“いよいよ私も立ち上がる時が来たのだ。この先生の期待に応えなければならない。
「信心の名医」になるぞ!”と使命を深く自覚する。
新元号「令和」決まる
太字は 『新・人間革命』第5巻より抜粋
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ルーブル美術館を出た一行は、サクレ・クール寺院の建築を視察するため、モンマルトルへ向かう。
モンマルトルのテアトル広場では、未来のゴッホかもしれない、画家に似顔絵を描いてもらう。
医師の川崎博士に、中心者として、フランスから本当の人権の勝利の波を全ヨーロッパに広げてもらいたいと話す。
そこから、郊外にあるベルサイユ宮殿を視察。広大な庭園を眺めながら、建設計画が進められている、総本山の大客殿をはじめ、次に着手することになる正本堂に 思いを馳せた。
ベルサイユ宮殿は、民衆の犠牲のうえに出来上がったものだが、学会が推進しようとしている、これらの建物は、民衆の真心と歓喜によって築かれるものである。
しかも、それは、王や貴族のものではなく、一部の僧侶のためのものでもない。
仏法のためであり、世界の民衆が参詣するための建物である。
その建物の完成は、人間の精神の勝利と民衆の栄光の時代の幕開けを告げる象徴となるに違いない。
伸一は、新しき人類の歴史を開く、創価学会の偉大な使命に、胸を躍らせるのであった。
翌13日、一行はイギリスのロンドンに向かう。
空港には、香港で会った婦人が夫ともに出迎えてくれた。
未入会の夫を大切にするように話し、激励する。
「言葉も通じない、見知らぬ土地で、一人で信心しなかればならず、さぞ心細かったことでしょう」
「人間は自分の使命がわからず、何をすべきかを自覚できなければ、寂しくもなれば、孤独にもなるものです。」
「あなたは、このイギリスの広宣流布の開拓という使命をもって、ここに来ているんです、仏法の眼から見れば、決して偶然ということはありません。」
「あなたは仏弟子として、大聖人から派遣されて、このイギリスにやって来たのです。その久遠の使命を自覚し、果たそうとしていくことから、大歓喜が生まれ、新たな人生の道が開かれていきます。」
人間の精神を支えるのものは使命である。
自分は何のために生きるのかー仏法は、その使命という、人生の最高の意義を教える。
ゆえに仏法は、生き抜く力、勇気の明かりとなり、自己の世界を希望の光で包むのだ。
ヨーロッパ組織の構築に 慎重に決定する伸一。
ヨーロッパ全体の責任者を 医学博士の川崎に 打診した。
2年前に初めて伸一と会って以来、寸暇を見つけて語りかけ、あらゆる機会を通して、仏法のリーダーとしての在り方を教えてくれた意味を、今になってよく理解することができた川崎。
川崎は“いよいよ私も立ち上がる時が来たのだ。この先生の期待に応えなければならない。
「信心の名医」になるぞ!”と使命を深く自覚する。
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