小説 新・人間革命に学ぶ

人生の 生きる 指針 「小説 新・人間革命」を 1巻から30巻まで、読了を目指し、指針を 残す

November 2018

世界平和への旅たち

『新・人間革命』 旭日の章

山本伸一(池田大作)は 創価学会の会長就任後
わずか 5か月後の 1960年(S39)10月2日 世界広布の一歩を踏み出す。


その時、山本伸一 32歳。


「君の本当の舞台は 世界だよ」との恩師 戸田城聖の言葉を胸に
ポケットには 常に 戸田先生の写真を忍ばせ、
記念すべき第一歩を ハワイに記した。


記念すべき第一歩のはずだったが、空港には 手違いで 誰もおらず、
一人の青年が 挨拶に来ているだけだった・・・。


日程は(現地)

10月1日 ハワイ ホノルル
10月3日 サンフランシスコ
10月6日 シアトル
10月8日 シカゴ
10月11日 カナダ: トロント
10月13日 ニューヨーク
10月16日 ワシントン
10月19日 ブラジル:サンパウロ
10月22日 アメリカ:ロサンゼルス

たった24日間で 3か国 9都市を 巡り
2支部 17地区を 結成。


いつ、世界広布の構想を練っていたのか?
(以下 小説から 抜粋)

戸田先生が逝去の直前、病床に伏しながら
メキシコに行った夢を見たと語っていたことがある。


それが、忘れられないと言う。


「あの日、戸田は言った。『待っていた、みんな待っていたよ。
 日蓮大聖人の仏法を求めてな。行きたいな、世界へ。
 広宣流布の旅に・・・。
 伸一 世界が相手だ。君の本当に舞台は 世界だよ」



「・・・伸一、生きろ。うんと生きるんだぞ。
 そして、
 世界へ征くんだ」


「彼は 亡き恩師に代わって、弟子の自分が
 世界広布の 第一歩を印すことを思うと、
 熱い感慨が込み上げてならなかった。」


初の海外訪問の日を 10月2日と決めたのも
2日が 戸田の命日にあたるからであった。


「世界へ征くんだ」との戸田城聖の言葉は、
世界を鋭く見つめた仏法指導者の
切実な“救世の 叫び”であったにちがいない。


人生の目的 ー それは、幸福
人生の願望 ー それは、平和


その幸福と 平和に向かって 歴史は展開されていかねばならない。


この世に生を受けて32年。
世界広布を生涯の使命とし、
その大業の扉を今、
自らの手で開き征くことを思うと、伸一の心は 躍った。



平和を 思考し うったえる人は多いが
平和のために 命をかけて行動する人は 少ない


池田先生は ガンジー キングも 超える
平和の闘志だ。



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ブログでは言えないこと

新・人間革命 旭日

新・人間革命 第1巻は 『旭日』の章から 始まる。

冒頭は

「平和ほど、尊きものはない。
 平和ほど、幸福なものはない。
 平和こそ、人類の 進むべき、根本の 第一歩であらねばならない」

で始まる。

これは 人間革命の 冒頭の

「戦争ほど、残酷なものはない。
 戦争ほど、悲惨なものはない。」

と対になっている。


『人間革命』では

軍部政府の弾圧により投獄されていた戸田先生が 昭和20年7日3日に出獄。

共に投獄され、獄死した戸田先生の師であり、
創価学会初代会長・牧口先生。

戸田先生は 一人出獄され、戦争の悲惨さを 痛感し、
牧口先生の 遺志を継ぎ、一人立つ決意を固め、
民衆の真の幸福を築くには、
日蓮大聖人の仏法を流布していく以外にないと、誓いを新たにするのだった。



『新・人間革命』は 今度は 池田先生が
世界への 広宣流布の広がりこそが 世界平和につながり、
戸田先生の偉大さの証明をするためにも 書き残すと 決意されたものである。



時代背景も 戸田先生が 戦後の復興であったし、
『新・人間革命』では 世界が 冷戦時代であり、
核兵器の脅威にさらされているという、
世界の平和が 脅かされているという背景があった。


また、
『新・人間革命』第1巻 1章の「旭日」は
『人間革命』第1巻 1章の「黎明」と 対比している。


池田主任副会長は
「どちらも太陽が関係する表現では ありますが、
 意味合いが少し異なります。
 
 『黎明』とは、夜明け。
 この黎明の後に昇るのが『旭日』です。

『人間革命』では 戸田先生の 心の中だけに「黎明」があったと
述べられています。つまり、戸田先生お一人の心から始まった
「地涌の菩薩」としての 自覚と実践が、弟子・山本伸一に受け継がれ
旭日の勢いで、世界へ広宣流布が 広がって行ったのです。」

と述べています。


『新・人間革命』も
常に 牧口先生、戸田先生の 精神を 宣揚し、
後世に伝え、永遠に とどめることを 
片時も 忘れていないのだと 感じられてならない。 




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ブログでは言えないこと

小説 新・人間革命を 学ぶ

聖教新聞に 連載されていた『新・人間革命』が
2018年9月8日付をもって 連載を終了した。

連載回数は 6469回!

1993年11月以来、25年をかけての長期連載は、
山岡荘八氏の『徳川家康』などを超え、
日本史上「最長の新聞小説」となっている。

さらに それ以前 1965年~93年に連載されていた
『人間革命』をあわせると53年以上、
人生の半分以上をかけて連載されたことになる。

創価学会広報室によれば、『人間革命』『新・人間革命』合わせ
通算刊行部数は5000万部を超える。
海外でも、『人間革命』は9言語、
『新・人間革命』が13言語に翻訳、23の国と地域で出版されている。

まさに日本史上屈指の「ベストセラー」である。

小説『新・人間革命』完結となる第30巻(下)は、
11月29日に発売される。

ブラジルの 音楽家 アマラウ・ビエイラ(Amaral Vieira)氏は

『ベートーベンの「第九」は、誰もが知る 不朽の名曲です。
「新・人間革命」もまた、時代から 時代へと伝わる
永遠の名作であると信じて疑いません。
いずれ、世界中でひもとかれる時が来るでしょう。
そして幾多の人々が 自身の人間革命に立ち上がるに違いありません』

と、読後感を 語っている。

あらためて『新・人間革命』を 1巻から 読み始めたが、
学ぶことが多すぎて、付箋だらけになってしまった。

どこかに記録しなければと思いたち、
学びの備忘録として ブログに 記載すれば、
検索しやすいし、誰かの参考にも なるかもしれないと 
記録することにした。

1日10~20ページを目標に 1か月に 1巻ペースで
読めたらいいと思うが それでも 3年は かかる計算だ。

年齢的に いつまでできるかわからないが 頑張ろう。









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新・人間革命 第30巻 下 / 池田大作 イケダダイサク 【本】


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