新・人間革命 「新世界」 p101 より
新・人間革命 第1巻の時代背景には 「新・安保条約」をめぐり、
様々な意見対立が起きていた時代。
一人の青年が、真剣な顔で、尋ねた。
「新安保条約は、今、大きな問題となっておりますが、この際、
学会としても統一見解を出すべきではないかと思いますが?」
という、問いに対し、山本伸一は 皆の意見を聞いてから 答えた。
「青年部の君たちの間でも、これだけ意見が食い違う。・・・
どちらの選択にも、一長一短がある。
それを、学会としてこうすべきだとは言えません。
私はできる限り、みんなの意見を尊重したい。
大聖人の御書に、安保について説かれているわけではないから、
学会にも、いろいろな意見があってよいのではないだろうか。」
「政治と宗教では次元が違う。宗教に第一の使命は、
いっさいの基盤となる人間の生命の開拓にある。
宗教団体である学会が、政治上の一つ一つの問題について
見解を出すのではなく、学会推薦の参議院議員がいるのだから、
その同志を信頼し、どうするか任せたいと思う。」
「ただし、政治上の問題であっても、これを許せば、
間違いなく民衆が不幸になる、人類の平和が破壊されてしまうといった
根源の問題であれば、私も発言します。
いや、先頭に立って戦います。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これが 変わらぬ、創価学会の 考え方だ。
最近、憲法や 沖縄の米軍基地問題などで、
メディアに 露出し、三色旗を 振り回し、
「創価学会や 池田先生の 考えは こちら側が 正しい!」
と主張している人達は マスコミや 一部の政党に 利用されているだけだと
気づいてほしい。
いろんな意見があるのは、当然のことで、
どちらが間違っているとは、言わないが、
自分たちが 創価学会の代表だと主張することは 違うのではないかと思う。
山本伸一は
日本の行方を憂い、民主と平和を願ってデモに参加した女学生が亡くなったニュースを聞き、
新安保条約が国会を通過し、覆すことが不可能になった時、
若い学生たちのエネルギーが どこに向けられるだろうかと 思った。
彼は、運動の暴走は懸念してはいたが、学生たちの純粋な気持ちを、
平和のため、民主主義のために、生涯生き抜いてほしいと願った。
歳月の経過とともに、当初の初心の志が忘れ去られてゆくなら、
亡くなった女子学生の死の意味が無くなってしまうと、
彼女の死に報いるためにも、
真実の民主と平和の時代を作り上げねばならないと
伸一は決意した。
大聖人の仏法は すべてを 価値ある方向へ導くものだ。
信心している限り、無駄なことは ない。
公明党が 自民党とくっついているように
見えるかもしれないが、将来の結果を見れば、
納得できると思う。
もし、間違っていたら、監視して
堂々と主張すればいいだけの話だ。
聞く耳を持たなければ、必ず 結果に現れるから。
新・人間革命 第1巻の時代背景には 「新・安保条約」をめぐり、
様々な意見対立が起きていた時代。
一人の青年が、真剣な顔で、尋ねた。
「新安保条約は、今、大きな問題となっておりますが、この際、
学会としても統一見解を出すべきではないかと思いますが?」
という、問いに対し、山本伸一は 皆の意見を聞いてから 答えた。
「青年部の君たちの間でも、これだけ意見が食い違う。・・・
どちらの選択にも、一長一短がある。
それを、学会としてこうすべきだとは言えません。
私はできる限り、みんなの意見を尊重したい。
大聖人の御書に、安保について説かれているわけではないから、
学会にも、いろいろな意見があってよいのではないだろうか。」
「政治と宗教では次元が違う。宗教に第一の使命は、
いっさいの基盤となる人間の生命の開拓にある。
宗教団体である学会が、政治上の一つ一つの問題について
見解を出すのではなく、学会推薦の参議院議員がいるのだから、
その同志を信頼し、どうするか任せたいと思う。」
「ただし、政治上の問題であっても、これを許せば、
間違いなく民衆が不幸になる、人類の平和が破壊されてしまうといった
根源の問題であれば、私も発言します。
いや、先頭に立って戦います。」
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これが 変わらぬ、創価学会の 考え方だ。
最近、憲法や 沖縄の米軍基地問題などで、
メディアに 露出し、三色旗を 振り回し、
「創価学会や 池田先生の 考えは こちら側が 正しい!」
と主張している人達は マスコミや 一部の政党に 利用されているだけだと
気づいてほしい。
いろんな意見があるのは、当然のことで、
どちらが間違っているとは、言わないが、
自分たちが 創価学会の代表だと主張することは 違うのではないかと思う。
山本伸一は
日本の行方を憂い、民主と平和を願ってデモに参加した女学生が亡くなったニュースを聞き、
新安保条約が国会を通過し、覆すことが不可能になった時、
若い学生たちのエネルギーが どこに向けられるだろうかと 思った。
彼は、運動の暴走は懸念してはいたが、学生たちの純粋な気持ちを、
平和のため、民主主義のために、生涯生き抜いてほしいと願った。
歳月の経過とともに、当初の初心の志が忘れ去られてゆくなら、
亡くなった女子学生の死の意味が無くなってしまうと、
彼女の死に報いるためにも、
真実の民主と平和の時代を作り上げねばならないと
伸一は決意した。
大聖人の仏法は すべてを 価値ある方向へ導くものだ。
信心している限り、無駄なことは ない。
公明党が 自民党とくっついているように
見えるかもしれないが、将来の結果を見れば、
納得できると思う。
もし、間違っていたら、監視して
堂々と主張すればいいだけの話だ。
聞く耳を持たなければ、必ず 結果に現れるから。
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